審査というのは、貸す側が借りる側について、金を貸し付けても無事に返済できるかどうかという点について、職業や収入、居住形態から結婚の有無まで様々な要因から計るものです。しかし最近の個人向けの小口の融資、即ちキャッシングにおいては、かつて企業にしていたような資本金の大きさだとか、経営状態の良し悪しだとかのように、綿密な調査、分析を行っていることは、そうはありません。一件一件が小額な取引が主流なキャッシングにおいては、新規の契約者ごとにそのような調査を行っていては時間もコストも掛かり過ぎてしまいます。実際、様々な金融機関の広告を見比べてみると、審査に掛かる時間が如何に短いかが、宣伝文句として欠かせないものになっています。長くとも1〜2日、大抵のところでも1時間足らず、果ては5分以内など、もはや審査が無いかのような状態を謳うところまで。
では、一体どのような基準でもって、金融機関は金を貸し出す判断をしているのでしょうか。まず第一には、その人の収入が挙げられます。これは当然と言えば当然のことですが、借りても返す宛てのないところには、金を貸すものは居ません。
第二に、おそらくこれが一番重要視される点でしょうが、他からの借り入れの有無が挙げられます。他の金融機関からも借りているのであれば、返済先を複数抱えているということになり、それだけ1つ辺りに回す返済金額は、当然少なくなってきます。あまりに多い借り入れ先を抱える者は何処へ行っても良い顔はされないという道理です。
とはいうものの、実際のところ審査基準は金融機関ごとに大きく違いますから、同じ条件でも契約可能か否かは、その場ごとに違うと言っても過言ではなさそうです。